トヨタ、インドで新車販売100万台突破も工場が操業停止に

トヨタ自動車は、インド国内において累計新車販売100万台を達成した。一方で労使間のトラブルによる生産停止も発生しており、必ずしも同社を取り巻く環境は順風満帆とは言えないようだ。

報道によれば、新興国向けの小型車「エティオス」などを生産しているインド南部バンガロール近郊の現地会社「トヨタ・キルロスカ・モーター」では、賃上げを求める従業員が生産ラインを止めた。トヨタは、3月16日にいったん工場を閉鎖。その2日後に一部生産が再開となったが、全面復旧にはまだ至っていない。

同工場では、2013年から労使間での賃金改定交渉が難航しており、2014年1月には地元当局の調停もあったが、妥結には至っていない。

インドでは、経済成長に伴って待遇改善を求める労働者が増加。インド政府が手厚い労働者保護をしていることもあり、正社員を増やしづらいことから、経営側は賃金の低い非正規労働者を増やす方向にシフトしており、そのためにストライキが頻発するというスパイラルに陥っている。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ