インドの安楽死規制緩和のきっかけとなった看護師アルナ・シャンバグ氏が死亡

2015年5月18日、インドの安楽死規制を緩和するきっかけとなった看護師アルナ・シャンバグ氏が亡くなった。

シャンバグ氏は1973年に性的暴行をうけ植物状態となった。それから42年の間をムンバイの病院で寝たきりで過ごしていた。

シャンバグ氏の友人である記者のピンキ・ビラニ氏は、シャンバグ氏の窮状を本にして世間に知らせ、裁判所にはシャンバグ氏の尊厳死を認めるよう訴えた。

これに対し最高裁は、ビラニ氏の訴えをビラニ氏にシャンバグ氏の安楽死を求める権利がないと訴えを棄却する一方で、家族からの請求である等、一定の条件を満たした場合に限り患者の生命維持装置を外す「消極的安楽死」を認める判断を示した。

このシャンバグ氏の事件をきっかけに認められた安楽死であるが、シャンバグ氏本人がこの措置を受ける事はなかった。シャンバグ氏は一週間ほど前から肺炎を患い人工呼吸器をつけていたが、18日に心停止し死亡が確認された。

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